
和で奏でるコンサート
2月7日(金)川崎文化協会主催のコンサートが東海道かわさき宿交流館にて開催されました。
川崎宿は日本橋と京都を結ぶ東海道53次の2番目の宿場であり、江戸時代から栄えてきましたが、川崎宿を伝える施設として東海道かわさき宿交流館が2013年10月に開設いたしました。また、2023年は開館10周年と共に川崎宿が宿場とされた時から400年を迎えました。


江戸から令和の川崎宿を結ぶにふさわしいコンサートの構成メンバーは、篁 竜男先生(尺八、横笛)、紺野初美先生(民謡歌手)、武花千草先生(民謡歌手)、小山竜浩師匠(津軽三味線)、大木かつ恵先生(箏)による和で奏でるコンサートでした。
二人の民謡歌手による民謡の数々は、津軽三味線と尺八・横笛に乗せての唄声になり、舞台が変わり、箏と尺八の名曲が奏でられ、また、お客様とご一緒に和楽器演奏をバックに早春賦、上を向いて歩こう、港町十三番地を歌うなど演奏者とお客様が一体となった会場全体がステージのコンサートになりました。
津軽三味線のコーナーでは小山竜浩師匠による津軽三味線という楽器についてのお話と曲弾きが披露され、民謡歌手お二人は民謡の他に演歌のご披露の大サービス!
紺野初美先生は車屋さんを、武花千草先生は津軽海峡冬景色を民謡の喉で心地よく歌い上げて大きな拍手を頂きました。
最後にお客様とご一緒に花笠音頭で盛り上がっての歌い締めとなり、笑顔と拍手でお開き!
